表題の本、久しぶりに良い本だった。

筆者の一人、埼玉大学准教授 宗澤忠雄さんは実は私の大学時のサークルの先輩である。

講演をまとめたものだが、読んで分かったのだが、娘さんが四ヶ月の時に奥さんが亡くなられたとのこと。学生の頃付き合っていた人と結婚したとすると、なおさらショックなんだが、未確認。

彼には大変お世話になった、大学を留年していた時、少し精神的に参ってしまった時があり、彼に相談所を紹介してもらい、そこから当時まだ数少ない、クリニックに受診でき、卒業、就職と現在あるのも先輩のおかげである。

父子家庭と大学教員、これだけで生活がどうであったか、いたずらに年を重ねてきた自分でも大変さが実感を伴ってわかる。

ブログも書いて見える、後でリンクを貼ります。

日常に埋没していた自分に、また頭を上げる元気を頂いた。

タロー、ありがとう。

(タローは後輩の僕たちが呼んでいたニックネーム)

 

追記;リンク。宗澤忠雄の「福祉の世界に夢うつつ」