「 2014年12月 」一覧

ブレヒト 「学習をたたえる」

ブレヒトの詩です。

「学習をたたえる」

ベルトルト・ブレヒト(1898-1956 ドイツの劇作家,詩人,演出家)

学ぶのだ,誰でも知るべきことを。

時代をいまにないとろうとする者が

学ばずにいていいものか。

学ぶのだ,ABCを。それだけでは足りないが

まず学ぶのだ! いまさら,などと言わないで

はじめよう! きみはすべてを知らねばならぬ,

きみは前衛とならねばならぬ。

 

学べ,ドヤにいるひとよ

学べ,監獄にいるひとよ

学べ,台所の女よ

学べ,六十の老婆よ

 

きみは前衛とならねばならぬ。

学校へ行け,家をもたぬ者よ

知識を手にいれろ,こごえる者よ

飢える者よ,本を手にとれ,本も武器のひとつ。

きみは前衛とならねばならぬ。

 

同志よ,しりごみせずに質問するのだ,

ひとのことばを受け売りせずに

じぶんで考え,確認することだ,

きみがじぶんで確認せぬものは

わかったもののうちにはいらぬ。

勘定書を検算しろ,

支払いをせまられるのはきみなのだ,

内訳のひとつひとつに指さきをあて

きいてみろ,この金額はどうしてだ,と。

きみは前衛とならねばならぬ。

(「ブレヒト詩集」飯塚書店より)

胸に刻みたい。


笠木透さんの思い出 2

IMG_20141228_122205 IMG_20141228_122142 IMG_20141228_122153ぼくの持っている本です。

左が哲学者の「島田豊」さんとの今で言うコラボ的な試みです。

左「修羅のデュエット 笠木透+島田豊詩と思索への出発」の本の中身を少し見てみると、

IMG_20141228_122351IMG_20141228_122332IMG_20141228_122320IMG_20141228_122301いくつかの写真が掲載されておりこんな感じです。

当時の名古屋の良心とも言うべきお二人のデュエットですね!

この本も自主出版に近いものでしょうか。

写真の下に

1987年4月、私の哲学シリーズVol.1「今君は何が面白いか」というパフォーマンスが上の両者の出演で行われた。本書は、それに新たに書き下ろしを加え、再構成したものである。

というコメントが掲載されています。

目次を見ると、、(賢亨(よしあき、のあきの字が違ってますね、変換で出てこないので読み方が間違っていると思います(^^;))

啄木、賢治、フォークソング・・・うた笠木透/坂庭賢亨

人間と哲学と文化とーー三題噺ふうに・・・独談島田豊

一、修羅の話しーー人間を考える

二、愛知の話しーー哲学を考える

三、ケサラの話しーー文化を考える

ひとりの修羅としてーー宮沢賢治私論・・・独白笠木透

〈豊かな〉国の光と影・・・・対談笠木透/島田豊

以上の目次になっています。

真ん中の「わが大地のうた」と「青年よ心のパンツをぬげ」特に後者の本は少し猥談ありーので楽しく心豊かになる本です。

「修羅のデュエット」は見に行ってないのですが行きたかったです。もうお二人とも亡くなられました、少し寂しい年末です。


笠木透さんの思い出 1

先日笠木透さんがお亡くなりになりました、心よりご冥福をお祈りいたします。

自分が名古屋に来てから知った方ですが、一時割とよくコンサートや本を聞いたり見たりしました。

IMG_20141228_124417 IMG_20141228_124406 IMG_20141228_124435かれこれ25年前になる「フォークス」のコンサート♪

当日は見に行ってその後「書店大地」に置いてあったので購入したものです。

曲目は

Vol,1

A面 1、谷間のテント 2、この光の中で 3,浜でばい 4、黄色い花 5キャベツ畑、 6、ジャガイモ畑 7、明日からダイエット

B面 1,陽の光をあびて 2,窓の外のケヤキの樹 3,アンモナイトの朝 4,白い波 5,長良川 6,Give me Chocolate 7,今日本人であること。

Vol.2

A面 1,何処へ 2,雲は流れる 3,ぼく 4,20歳(はたち)!

B面 1、峠 2,少年よ 3,おいで一緒に(山と川)。

以上です。

メンバーは、笠木透さん、安達元彦さん、赤木一孝さん、進藤了彦さん、松崎さんは名前がないのですが見た覚えがあるのは翌年だったのかな?、故坂庭しょうごさんも、坂庭賢亮名でもちろん出ています。当日ゲストで田口正和(我夢土下座)さんが「今日本人であること」を唄われました。当時は「我夢土下座」の存在も多分自分は知らなかったかどうか微妙です。

とにかく大所帯だなーという思い出と愛知文化講堂の客席に空席が目立ったことなど懐かしい思い出です。当時は昭和天皇が亡くなった後で、笠木さんが「この国の民主主義がこの様な形で壊れていくのを・・・」とコメントしていました、さすが!!

ほかに、「これが尾張のホレホレバンド」のライブに笠木さんと坂庭さんでゲスト出演しているテープも知人からお借りして聴いた覚えもありますが、、、

障害者のイベントにもよく出演されて腰に手を当てて仁王立ちして唄う姿が「何も自分は後ろめたいことはしていないぞ!」と言っているようにみえ本当に堂々としてカッコヨカッタ。

(つづく)

 

 

 


スターリン秘史、続き

まだ全巻は読んでないが、個人的に大好きなあの、ロマン・ロランも賛同していた「反ファシズム統一戦線」はスターリンの専制的な政治を世界からそらす役割も持っていたという事がよく分かる。

当時のアメリカの知識人もソ連をファシズムと同一視する派と反ファシズムとする派に別れた。

しかしその裏でソ連はドイツと不可侵条約を結ぶ。

社会体制の違いから来る過剰防衛なのだろうか?

いわゆる「粛清」という事は知っていたが、詳細を読むとスターリンのやったことは革命の大志からみると「せこい」、人間的には「悪どい」。

少数の「違和感」を持つ人の例も出されていた、個人の「感覚」も大事。