ミッテランの帽子

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新潮社の新潮クレストブックス。

バルザックと並行して読んでいる。

ちょうど学生の頃だっただろうか。当時フランス共産党も連立して話題になったのを思いだす。

内容は政治とは関係なく、たまたま隣にミッテランが座っていて、彼が帽子を忘れて行き、それを手元に持ってた人の運命が不思議と好転していくという話。帽子は色々な人の手に渡るんだけど、その渡り方も面白いかもしれない。

気楽に楽しく読める本。

フランス人はミッテランが好きなんだろうか?「あの頃」が好きなんだろうか?

ほんの少し一歩を踏み出すきっかけが、上手く書かれている。

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