『若者よマルクスを読もう』 内田樹・石川康宏。をようやく読み終えました。
最後は「ドイツ・イデオロギー」で終わります、その後はⅡ巻目を予定しているとも書かれていましたが。
最後のドイツイデオロギーのところと、「経哲手稿」のところの内田さんの読みが面白かったです。
おおざっぱにまとめて言うと
1,人は悪人だろうが何だろうがその人が何をやったかでその人の評価(?)が決まる。
2.人間の全面発達に関わっての発言で、『朝に狩猟し、夕べに家畜の世話をし、夕食後に批判をすることが可能になりしかも、けっして猟師、漁夫、牧夫、批判家にならなくて良いのである、、、、(略)、僕自身は、同時に「おじさん」であり、「おばさん」であり、「少年」であり、また「少女」でもありうるような人間の多様性を市民的成熟の一つの基準と見なしているのですけれど、このへんてこな市民論も、今にして思うとマルクスのこのフレーズからの影響ぬきにはありえないものだなと思います。』
同書229p ~ 230p
そしてかれは『ですから・・このフレーズは高校生たちが読む時は「分業なき社会」というような大上段に構えた政治的ビジョンとしてでなく、「好きなことをどんどんやっていいんだよ」と、「一つの職種に居着かない方がいいよ」という「智者の言葉」として素直に読んでも少しもかまわないのではないかと思っています。だって僕自身(内田さんの事です)の40年を越える「仕事」の経験が教える経験則とまったく同じだからです。』 同書230P
「人間の多様性」についての例が面白いですね、なんとなく普段思っていることを言葉で整理しているところ、そしてその内容に全面的に賛成はしないですが(以前の知識と葛藤もあるので)、しかし共感している自分もいて、日本新書大賞をとる人の文章にさすがだなーと、素直に思いました。
難しい本読んでますね。
私には無理です。
勉強はもう出来なくなってきた・・・。
ヤバイです。
>jimmyさん
ええ、ここだけ読むと意味不明かもです(^_^;)
もし~ドラッガー~を読んだところです。
マルクス、未知の世界ですが面白そうですね♪
>sorairoさん
もし~ドラッガー~ってのは、あの高校野球の女子マネージャーが、っていうやつですか?
多分内容的には正反対??(笑)
面白そうですか? 引用した文章に興味を持っていただけたならそうかも知れません。
最後の部分を引用したのですが、内田さんの解釈に救われます。
早速 アマゾンで注文しちゃいました(^^
いつも同じ分野ばかり読んでいると、視野が広がりませんもんね~。
オォォー!!w(゚ロ゚)w
というか
エェエェエェエェエェエェエェエェエ(゚Д゚ノ)ノエェエェエェエェエェエライコッチャ
というか (^_^;)\(・_・) オイオイ ←自分に。
内田さんの文だけ読んで、石川さんの文は飛ばす、そういう読み方もアリでしょう。
いつか感想も教えていただけるとうれしいです (^_^)/