相談援助演習Ⅲの学習にようやく取りかかる。
戦後日本の社会経済小史年表を作成。ネットで完全失業率が一致していない?1970年とか。しかし自分学生の頃に2.1%だったのが2000年で4.7%と倍以上。
つまり片方への貧困の集中はもう一方への富の集中なわけだ。
「ソーシャルワーク」と言いながら、「社会」の表面の数字や動きをなぞっているだけのような学習だな、まったく。
貧困を言いながら、解決は個人の努力偏重。テキストのここかしこに、小泉基礎構造改革のなれの果て「自己責任論」を見るのは自分だけだろうか・・・・過度の自己覚知は自立した個人の連帯と社会変革に繋がるのだろうか?
厳しい社会の矛盾の中で、弱者と社会の板挟みになり、本来立ち向かうべき社会への道をふさがれ、自分の内面にばかり目を向け、果ては心の病になり職場を去る福祉労働者が何人もいる。もともと人間としてある程度のパワーを要する仕事なんだな。
「社会的排除」についてのテーマだったが、単に社会から落ちこぼれた人間をどう立ち直らせるかという事が問題なのではなく、自分たち「市民」「住民」が社会的に連帯して矛盾に『抗議』する権利からも『排除』されている内容と言ってもいいだろう。
市議会議員選挙も始まっている。
ほんとに体制補完物に成り下がった『福祉』だ、なさけない。
このテキストの中途半端さに『学生』は学習という名で飼い慣らされていくのだな。
なかなか難しいことを勉強されてますね。
私はパスです。
きついかも知れないけどがんばって下さい。
私もがんばりまーす。