岩波 思想 2019年1月号

今さらながら、丸善名古屋に在庫ありました。Amazonだと3,000円ぐらいで売りに出されているのでラッキーだった。

文学論を学ぶ予定

関西勤労協鯵坂ゼミの小論理学が終ったので、これを受講したい。

講師の平野喜一郎先生は、三重大学に行かれる前は、母校の福祉大の先生で、見田石介先生のお弟子さんです。

当時から経済学とヘーゲル論理学の関連についての著作をよく読んだものでした。

マルクス=エンゲルス 芸術・文学論

この本はタイトルに沿って、全集を編集し該当箇所を抜き書きして編集してある。

この1巻は「基礎理論」としてマルクス・エンゲルスの知人の思い出から人となりや、学び方、執筆仕方などにあたる箇所の抜粋から、具体的な全集の著作の論文からの抜粋、また往復書簡のテーマに沿った抜粋箇所を納めてある。しかし内容はかなり豊富で体系的である。

一部教条的な部分もあるが、全集の膨大な部分から必要な箇所の抜粋がまとめてピックアップされており、テーマに沿ったまとめや内容の理解に参考になって良い本である。

バルザック「人間喜劇」セレクション

ようやく3分の2に。

もう20年ぐらい前に買って積んでいた本。

「ちくさ正文館」で買った。

バルザックは1つの段落が終わるのがとても長い時があり驚く。ヴォートランのセリフも結構夢中で読むけど、長さを感じる。

2月図書購入記録

短歌ムック ねむらない樹vol.2  
吉野弘詩集 (岩波文庫 緑)
Enzyklopadie Der Philosophischen Wissenschaften Im Grundrisse (1830)
ヘーゲル 大論理学 1. 2. 3
デイリー日独英・独日英辞典  
理性と人間 (鈴木茂論文集)  
唯物論と弁証法 (鈴木茂論文集)  
ヘーゲルの判断論 (鈴木茂論文集)
木村・相良 独和辞典 (新訂)  
金融小説名篇集 第7巻 (バルザック「人間喜劇」セレクション)  
バルザック「人間喜劇」ハンドブック (バルザック「人間喜劇」セレクション)
マルクス=エンゲルス芸術・文学論〈1〉基礎理論 (1974年)  
文学・芸術論 (国民文庫 20)  
マルクス=エンゲルス芸術・文学論〈3〉文学史 (1975年)  
マルクス=エンゲルス芸術・文学論〈2〉文学史 (1974年)  

1月図書購入記録

歌集 いらっしゃい (まひる野叢書)           
新版 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書 第 330篇)  
夜にあやまってくれ (新鋭短歌シリーズ28)      
しびれる短歌 (ちくまプリマー新書 318)        
回転ドアは、順番に (ちくま文庫)           
わたくしが樹木であれば               
北村太郎詩集 < 現代詩文庫 61 >

唯物論と経験批判論―原典解説 (1966年) (マルクス=レーニン主義入門叢書)
ベッドサイド (新潮文庫)  
偶然と必然―弁証法とはなにか (有斐閣選書 (872))
めくるめく短歌たち  
サイレンと犀 (新鋭短歌シリーズ16) 
近代秀歌 (岩波新書)
現代秀歌 (岩波新書)

好きな詩 - 吉野弘

たそがれ

他人の時間を小作する者が

おのれに帰ろうとする

時刻だ。


他人の時間を耕す者が

おのれの時間の耕し方について

考えようとする

時刻だ。


荒れはてたおのれを

思い出す

時刻だ。


臍を噛む

時刻だ。


他人の時間を耕す者が

おのれの時間を耕さねばならぬと

心に思う

時刻だ。


そうして

納屋の隅の

光の失せた鍬を

思い出す

時刻だ。

 仕事が終わった後の開放感と、疲れながらも帰ってからの楽しみ(人間的な時間)を思い出す時間についてこれを読んで思う。しかし、その人間らしい時間を取り戻すのも大変だという事もこの詩から感じられて、そこにも共感する。

今日買った本

Amazonに予約したのが届いた。

岩波文庫 吉野弘詩集

「祝婚歌」や「奈々子に」など有名なものしか知らないので、よく読みたい。

平成万葉集 お気に入り短歌

参照元

手を当ててきみの鼓動を聴いてから掌だけがずっと湖 京都府 大森静佳

やめてくれこちとら花の十七歳父よ裸で前を通る 茨城県 江田容子

年下も外国人も知らないでこのまま朽ちてゆくのか、からだ 東京都 岡崎裕美子

誰よりも一緒に生きた妻だからおれが一番悲しんでいい 栃木県 鈴木孝男 

百二歳まで頑張ろうと励ませば期限切るなと百歳の母 神奈川県 長沢セツ子

夕暮れて幼子抱き取る保育園さあここからは母である 広島県 志喜屋美穂

生きていくことをあなたに見せるときちょうど花びらでもふればいい 虫武一俊

これからも見よう見まねで生きていく礼儀作法とかそれからキスも 逢坂みずき

名古屋資本論学習会第3巻 2月

今日は「資本論」第3巻第4篇「商業利潤論」終わりとまとめ。その後第5篇「利子生み資本」の最初の21章までだった。

印象に残った部分の引用

貨幣は、、可能的[=潜在的]資本としての、利潤を生産するための手段としての、この属性ににおいて、商品にたいし一つの”特殊な”商品になる。

新日本出版社上製版資本論P570

または同じ事になるが、資本としての資本が商品になる。

新日本出版社上製版資本論P570 -571

左は、金融商品に転化した「企業者利得」

ギルバートとともにここで自然的公正(正義)について語るのは無意味なことである。生産当事者達のあいだで行われる諸取引の公正(正義)は、これらの取引が生産諸関係から自然な帰結として生じるということにもとづいている。法律諸形態….は、単なる形態であるから、この取引の内容そのものを規定する事はできない。この内容は、それが生産様式に照応し、適合するならば正当である。それが生産様式と矛盾するならば不当である。

新日本出版社上製版資本論 P572-573

上記は及び下記は「不労所得の正当化」の経済的根拠である。封建制では商業(利子)は卑しいものであったが、社会の生産関係が変化し革命されると、「経済活動の正義」も変化革命される。それが下記の奴隷制と資本主義生産様式での「不当」の根拠である

奴隷制は資本主義的生産様式の基盤の上では不当である。商品の品質をごまかすことも同じく不当である。

新日本出版社上製版資本論 P573

利子生み資本の段階になって、資本の物神性は新たに高まり、その最高の段階に近づいていく。「商品価値」は不労所得によって作られる。実体のない「利子」が価値を形成していくという「物神性」の完成。

以下3月はお休みで次回は4月第3に続く。