読みかけもあるのだが、今はこれを読んでいる。
これを読むきっかけは
この本が中日新聞の書評に出ていたから
刺激的で煽動的なタイトル。これを読む前に瀬戸内寂聴の下記の本を購入した。ちなみにこの本は買っていない。伊藤野枝と大杉栄は基本アナーキストであり、何か煽動者のイメージがあって中々このタイトルから想像するに、エネルギーはあるが方向性について行けない。
「美は乱調にあり」を読んでいて思いだしたのが
このコミック。
戦前の女性解放についての戦いをテーマにしたコミックで
確か僕が学生の頃、下宿の同級生の彼女がこれを熱心に
読んでいて、僕にも勧められて読んだのだと思う。
このマンガには、平塚らいてうや市川房枝、そして大杉栄と
伊藤野枝も出てくる。
戦前の女性解放の戦いは、普通選挙権の獲得が大きな目標だけれど、それにとどまらず、女性の自立意識やそれに対する女性自身からの反感。また、戦前の進歩的な男性の活動家も、吉原へ女性を買いに行ったりすると言うところも指摘されていて、今だに活動家にも指摘されてTwitterでよく指摘されている問題です。