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スターリン秘史、続き

まだ全巻は読んでないが、個人的に大好きなあの、ロマン・ロランも賛同していた「反ファシズム統一戦線」はスターリンの専制的な政治を世界からそらす役割も持っていたという事がよく分かる。

当時のアメリカの知識人もソ連をファシズムと同一視する派と反ファシズムとする派に別れた。

しかしその裏でソ連はドイツと不可侵条約を結ぶ。

社会体制の違いから来る過剰防衛なのだろうか?

いわゆる「粛清」という事は知っていたが、詳細を読むとスターリンのやったことは革命の大志からみると「せこい」、人間的には「悪どい」。

少数の「違和感」を持つ人の例も出されていた、個人の「感覚」も大事。


3冊購入。

IMG_20140910_174013ルカーチがどうしても読みたくて「理性の破壊」を古書で購入2冊で2200円ぐらいかな。

一番上の本はマリー・キュリーの娘イレーヌ・ジョリオ・キュリーの伝記。彼女の夫は色々評価が分かれる「世界平和評議会」の初代議長。

当時は科学者が積極的に社会と関わっていたのだと思う。

ルカーチの「理性の破壊」は以前中日新聞の中日春秋で紹介されていた本で、「哲学の領域でドイツがヒトラーにいたるまでにたどった道程」として哲学史として書かれたもの。

IMG_20140910_174034イレーヌ・ジョリオ・キュリーの伝記は以前持っていたが処分してしまい後悔して再購入(>_<)

帯の「人類に原子力時代をもたらした先駆的女性科学者の戦いと苦悩」とかいてあるのも今見ると皮肉に読めてしまいますが・・・

キュリーの娘イレーヌ・ジョリオ・キュリーはノーベル賞をもらったにもかかわらずフランスのアカデミーには入れなかったというどこの国でも同じな女性差別がフランスでもあったようです。

ハンナ・アーレント、シモーヌ・ヴェイユ、イレーヌ・ジョリオ・キュリー、、魅力的な女性が第二次世界大戦前後には多かったですね。まだまだみえると思いますが。


アーレントとマルクス 途中経過、、

41XBABBB11L._SL500_AA300_現在ちょうど真ん中あたり。

ハンナ・アーレント、自分も映画にでもならなければ素通りしていたひとであろう。彼女は「政治」の復権を訴えているそしてそこにはマルクスにはない自由な発想がある。

ハーバーマスが彼の著書の中で「ハンナ・アーレントに資本主義は現れない」と書いたそうだ。マルクスと違い20世紀の中頃過ぎまでしかもアメリカで暮らしていたため「大衆消費社会」などマルクスの知り得ないことを多く知っていたがーもちろんスターリンについてもー彼女の見ていたのは資本主義の中で比較的良い餌を与えられている労働者であり、生産関係については全く触れないと本の中で批判されている。

20100724175804アーレントの本も読んでみたい。なんて言うか、自身が所属している組織全体が向かっている方向に対して間違っているときに「No!」と毅然と言う人が彼女のような気がする。これは僕の中でのイメージでしかないけれども。

かなり肯定的な評価としっかりした批判が書かれていて購入して良かった本の一つになりそう。後半最後は「サルトルとアーレントーテロリズム論を媒介に」だそうで、興味は尽きない。


2冊目着

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注文してからかれこれ一週間かかり到着。
目次と最初をパラっと見たところ、「資本論」の方法論ですかね。アリストテレスまでさかのぼった言及は初めて見ました。

現在ハンナ・アーレントについての唯物論からの批判を読んでいるのでそれを早く読んでしまわないと(^^;)


つかの間の休暇

IMG_20140728_080056 今日は土日と盆踊りに出勤だったので休みを取った。これから夏休みまでは色々とばたばた忙しくのんびりする。

今朝は会場のテントの撤去に出かける、しかしきのうの夜は涼しかった。あんな涼しい盆踊りはここ20年で始めて!

と言いたいぐらいw

しかし50肩のリハビリの予約が11時にあるのであまり遊びにも出かけられず。読みかけの本と聞きかけのCDの消化に努めよう。

「アーレントとマルクス」より

国の内外にある「貧困」をあたかも自然現象のように眺める風潮は中世の再来のようである。


1冊目到着。

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「日本の古本屋」で検索したらAmazonより安かったので購入、2日目で届く。アーレントは「全体主義の起源」を書いた後にマルクスと正面から向き合って考えた時期があったそうで、その事実はあまり知られていないそうだ。事実自分も知らなかった。

きのうの珈琲パラダイス・プレミアムを飲む。なんだかバブリーな名前だが後味スッキリ系の好みな苦み。


盆踊り

今年も地域の盆踊りが始まる。

自分の担当は今週の土日。

一気に梅雨明けしてエルニーニョとかいって冷夏の予報が出ていたが一転猛暑に。

この時期に右肩50肩となり悩ましい限り。

今週は会計計算の残業が多く寝不足気味しかも肩痛いので早めに休む。

今日は工藤晃さんの本も注文してしまった。

コーヒー豆も買った。モカ・マタリとパラダイス・プレミアムというパプアニューギニアの豆。

24 - 1

早く飲んでみたいが焙煎して1日寝かせた方が味が染みる?らしいので明日の楽しみに。

 


「若者よマルクスを読もう」 ー20歳台の模索と情熱 ー 

著者は、共に神戸女学院大学教授の「内田樹(うちだたつる)」さんと「石川康宏」さんです。
マルクスの著作を『共産党宣言』『ユダヤ人問題によせて』『へーゲル法哲学批判序文』『経済学・哲学草稿』『ドイツ・イデオロギー』と年代順に往復書簡という形でそれぞれの著作を若い世代への解説という意図を持って書かれた本です。

それぞれのサイトは、内田樹さん、石川康宏さんです。

思想的には異色のコンビと言ってもいいでしょうが、上記のブログを読んでみるとお互いに政治的思想的な立場の違いを認めながらも人間としてそれぞれ信頼されていることがよく分かることを過去にも何度か書かれています。

石川康宏さんは『慰安婦と出会った女子大生』と言う本を数年前に出されていて、タイトルも少しショッキングで興味半分に買って読んでみたのですが、これがまた単なる歴史書ではなく、「教育実践記録」として成功しているし、『慰安婦問題を単なる自己浄化に終わらせない』と言うことを石川ゼミの学生の生の体験も交えて大いに自分も学ぶところの多い本でした。

しかし、専門的な研究者には2人の文献が同じものを参照していない、出版社が違い訳者が違う為始めて読む読者にはかえって混乱するのではないか、と言う指摘もあります。

私も少し読んで見てこの本の対象者を高校生に置いているのには少し無理があるナーと思います、「必然性」と言う言葉が説明もなく出てきたり、、、

しかし異なる立場の研究者の現代の「マルクス」についての意見交換は貴重な知的作業になるし今後こういう仕事が増えてくるのではないかという漠然とした予感がします。