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相模原事件を考える 竹内章郞

しんぶん赤旗に掲載された記事。
ぼくはこの文章に大賛成だ。日頃障害者に関わる仕事をしている自分にはぴったりなじむ。

竹内先生は哲学者でヘーゲルやマルクスのちゃんとした事をやっている先生だが、娘さんに障害があり「弱者」についてとことんテーマにして考えてみえる。そこにこだわりすぎているという人もいるぐらいだが、この様な悲惨な事件の後にはやはり哲学者の出番だ。

文章を写してのせたいが時間も無いので画像で。

写真の2枚目、後半の部分が白眉だ。優生思想云々では無く障害者を「哲学」している。
哲学本来の姿を久しぶりに見た、哲学バンザイ!そして人間バンザイ。

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全文はこのブログに。


ETV特集▽それはホロコーストのリハーサルだった~障害者虐殺70年目の真実 を見た。

しばらく前に録画してあったものをGW中の時間があるときに見た。

きょうされん」も放送に協力し藤井さんが出演されドイツで取材撮影が行われていた。

ETV特集▽それはホロコーストのリハーサルだった

↑こちらが番組ページ

当時告発したのがキリスト教の司教であり、彼が「我々が老いて役に立たなくなったときに同じような目に遭うだろう、それで良いのか」という事を演説(説教)しそれが信者や教会、一般市民に広がり”T4作戦”は中止された・・・しかし実際は影で続いていた。

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藤井さん。

彼も視力障害者なのに、よくドイツへ行ってそれこそ見に行ったわけで、そのバイタリティはさすがというしかない。

社会ダーウィニズム→優生思想→断種法→安楽死許可、、、この後にユダヤ人のホロコーストが行われ、その虐殺が行われるように”T4作戦”に参加した医師や看護師、運転手等々と言った関係者がそのノウハウを伝えた。

自分も仕事をしていて、ふと「この人いい加減にしてよ」とか「なんでこうなったんだろう」とか「もう疲れる」、、とネガティブな考えにとらわれる。疲労しているときに多い。誰でもそうだろう、現場で働くとよくわかる感覚だ。

昔、障害者に給料を支払っても本人達に使うための気持ちや力が無ければ、保護者や家族に本人の「給料」を渡してる事と同じでは無いかと、上の人に言った事があるがその時に帰って来た言葉は「結局一緒でしょう」だった。

当時の施設としてはそんなに安くは無い(一般から見ればはるかに安い)額だったし、何より自分たちが頑張っている根拠を何処に求めれば良いのか。そんな気持ちだったと思うし、そこまで頑張る根拠は何?、と聞いていたんだろう。自分もごまかさず時間を掛けて話し合わなければいけなかった。

どうして障害者の問題に関わるのかという自問自答が疲れてくるとごく自然に湧き上がってくる。元気なときにも上がってくるのだが、、、学生時代にはよく本を読んだり障害者運動とその考えの是非を議論する際にそういうことを考えた事を思い出す。

この点はもっと色々考えて整理し述べたい部分なので以上までに今日はする。

しかし、、

日本の今の「格差社会」が社会保障の削減をし、結果社会的弱者への差別を強め、虐待事件助長する非常に「弱い」社会である事は確かだ。期せずして現首相は復古主義者で「日本を取戻す」といい、副総理に至っては「ナチスの手法に学ぶ」云々などと言っている。この番組を見たら軽々しく言ってはいけない発言だ。「新自由主義者」「ネオコン」達が言う、「民間活力」「官から民へ」「規制改革」これらはみんな虐待、差別や社会問題、事件という暗い部分が伴う同じ事の裏と表の言葉だ。「ケアマネージメント」なんて言葉も大嫌いだ(試験では出るので学んだが(^^;))。

この番組を見ていると、自らの人間観が問われると同時に、自らの「社会観」も厳しく問われる、だから見ていると安倍首相や自民党・公明党が自然にダブってきてしまう。本人さん達はこの文章を読んでいないだろうしそんな暇もないだろうが自分の感覚として自然にそう思える。近頃は無理して合わせようとしなくても自然にダブってしまう。昔は随分無理してダブらせていたものだが、怖い世の中になったものだ。