プルースト

ソドムとゴモラ

なぜこういうタイトルかというと
フランスにマルセル・プルーストという作家がいる。
代表作は「失われた時を求めて」だろう。

元来がコレクター的な私も、以前新潮社からでていた単行本、鈴木道彦訳と、ちくま文庫の井上究一郎訳の2つを持っている。

最近これのマンガ版が出ているのを知り(母国フランスではコミック版が出ていて、2巻まで邦訳版も出ている)のだが、amazonでコミック版を立ち読みしたら(中身検索とかいうのね)案外面白そうだったので、値段も1000円でおつりが来るぐらいだから買ってみた。

この内容はなかなかショックなものだった、というか面白いものだった。

僕はてっきり哲学的な内容を期待してたのだが、結構通俗的でわかりやすい内容ではあった、あくまでもマンガでの話しだが。

しかし、不思議なものだが内容が分かりかけてくるとこのとてつもなく長い話しを読んで見たくなるものなんだ。

ソドムとゴモラ

先日アマゾンでマルセル・プルーストという作家の「失われた時を求めて」という小説のコミック版が出ているのを見つけ早速買ってみた。

ぼくはこの本に何か哲学的なものを期待していたのだが、ストーリーは結構通俗的?なんだと分かった。
まあ、分かっただけでも良いでしょう、文庫で10冊にもなる長編なんだから。

タイトルはそんな「失われた時を求めて」の中でもポイントになる部分でしょうか。

むかしデビルマンというマンガでマンガ版でこの名前をみたんだがイマイチ分からなかった記憶だけがあるのだが、極東に住む田舎の人間にはあまり関係ない世界の出来事には違いないが、、、

ヘーゲルを読むだの、通信教育を受けるだの言っている癖にこの長い本が読みたくなってきた。

試験が近づくと普段読まない本や音楽が聴きたくなった高校生の頃のままな自分がいる。