「仕事で燃えつきないために」対人援助職のメンタルヘルスケア 水澤都加佐

を読んでいる。

1 なぜ援助職にメンタルヘルスケアが必要か

2 こんな症状がはじまったら

3 「もえつき」のプロセスをとらえる

4 何が原因なのか?

5 回復とセルフケア

6 援助職として必要なこと

読みながら、セルフケア中。
今2章に。

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読書の進行に伴う追記

メモ: でも考えて下さい。援助職は、感謝と賞賛と評価で自分を満たさなければならない、自分の空虚感があるということなのです。
空虚感を何かで満たそうとすることは、たとえばアルコール、あるいはギャンブル、恋愛で満たすことと同じなのです。
医師は聞きました、「では、あなたはだれですか?」
「私は、カウンセラーです」
「それはあなたの仕事でしょう?あなたはだれですか?」
「あなたがカウンセラーという援助職を続けたいなら、まず、自分の援助をしなくては。人の為に働くなら、まず自分のケアをしてください」

小さい時から、両親のアルコールの問題を見て育ったので、スコットは共依存に陥ったのです。
共依存とは、長いこと周囲に焦点を当てて生きてきたために、自分の感情やニーズに焦点を当てることができなくなっているということです。そして、自分の事を優先するのに罪悪感を感じてしまいます。