asahi.com(朝日新聞社):今、再びマルクスに光 入門・解説書や新訳、相次ぎ刊行 – 文化トピックス – 文化.
朝日新聞の記事を読んでいたらこんな記事に出会いました・・・
2ページに渡ってのコラムですが最後は
「牙を抜かれたマルクスから、また新しい思想が生まれていくと思う」(藤生京子)
だそうです。
この藤生京子という方は存じ上げないのですが、というか検索する気もしませんが。
この方の言う新しい思想というのも牙を抜かれたものなんでしょうか。
あまり党派制の強い内容は人間にとって強いストレスをもたらすので、精神的に良くはないかもしれないけれど、そりゃ仲良しなほうが良いに決まっていますが、仲の良いことと意見の違うことは必ずしも同じでなくても、意見が違っていても仲良し(?)なことも多いと思う。そういう複雑なところが人間ですよきっと。
murataさん
お久しぶりにやってきました。
「牙を抜かれた」って、どういう意味なのかしら?
私は若者が低賃金で使い捨てのワーキングプアにされるような社会は、資本主義ももう終わりじゃないかと思っています。学者センセイがどう「評価」しているのかはわからないけど、マルクスの時代とさして変わらない現実のなかで、今「牙」を研ぎ始めている若い人が多くなるのは当然じゃないかしら、などと思っています^^
私も苦しんでいます。
世の中かなりおかしいですよ。
なんとかしてほしいです。
意見が違っても仲がいい、それこそ大事な関係です。
お互いに高めあっていくんです。
そういう人と巡り合えるかな。(笑)
>この方の言う新しい思想というのも牙を抜かれたものなんでしょうか。
これ素敵な表現だね。
記事読みました。
いろいろな主張をまぜこぜにして伝えているね。あんまり上等な代物ではないね。
でも、一部共感するところあります。
たとえば、これまでマルクスはきちんとよまれてこなかったということ。
未だに世間一般では、「資本主義が人間を疎外した」とマルクスがいったと信じられている。
彼は、「人間が自己を外化(疎外)して、私的所有(その最高形態としての資本主義)を生み出した」と言っているのに!!
本当に、この国では、でたらめな解説本しか読まれていない。
興味深い内容の日記でした。
>りんこさん
お久しぶりです(^_^)/
>>今「牙」を研ぎ始めている若い人が多くなるのは当然じゃないかしら
そうですよね、私も当然かと。
ここでいう「牙を抜かれた」というのが誰の、また誰に向けてのと考えると、さしずめ牙を向けられたくない人が言う言葉でしょうか。
多分形式的なマルクスの思考方法だけをとりだして新たな商売を始めたい学者センセイ?
>jimmyさん
多分人間はこうやって何人かで、ああでもないこうでもない、とやるのが好きなんでしょうね(笑)
ま、これって民主主義のことですよね。多分。
>eudaimoniaさん
>>藤生京子
と言う方は朝日新聞の記者のようですな。
吉本隆明とかに近いというマップがネットで出ていましたが。
それなりに真面目な方でもあるようです。
でもおっしゃるとおりまぜこぜ感します。
記事を書いたのがこの藤生さんとしたら、古典に戻るというか帰るというか、その姿勢は自然だと思うのだけどね~、、
あとはどれだけ既成の観念に囚われない「自由」な考えをしてくるか、だと思います。
ここでいう「既成の観念」に「マルクスは古い」というものも入る、と私は思うのだが。